企業メッセージが込められたロゴマークによる宣伝効果の大きさとは

ロゴ16

各企業では、企業イメージやブランドイメージを植え付ける為に様々な宣伝媒体を利用しますが、その際に瞬時に強いイメージを脳裏に焼き付かせる効果を発揮するのがロゴマークです。つまり、ロゴマークの良し悪しが宣伝効果の良し悪しに直結すると言っても過言ではありません。

では、実際に効果的なロゴマークを作り出す為には一体何をしなければならないのか、ここで考えてみましょう。

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ロゴマークとは何を表しているのか

ロゴマークを理解する上で知っておかなければならないのは、ロゴタイプとシンボルマークの存在です。ロゴタイプは社名やブランド名等をデザイン化した文字で表したもので、シンボルマークは企業の事業内容や社風等を象徴するものを簡潔化したマークで表したものです。

そして、ロゴマークではロゴタイプとシンボルマークを一体化したものが多く使われていますが、中にはロゴタイプかシンボルマークをそのままロゴマークとしているところもあります。つまり、各企業で使われるロゴマークは名前や象徴を印象的なデザインで簡潔に表したものということになります。

具体的には、形や色、文字の内容へのこだわりといったことが各企業の思いとして反映されています。

オリジナルロゴマークのデザインとTシャツを作成したときの体験談

ロゴマークで何を伝えるのか

ロゴマークを作る目的としては、とにかく存在を知ってもらうことです。文字を並べたものを見せても読み流されるだけで直ぐには覚えてもらえませんが、図案化されたものであれば印象に残りやすいので知名度アップに繋がります。

特にブランド名や商品名の場合、分かりやすさや親しみやすさがそのまま売上に直結します。いくらブランドや商品の良さを伝えようとしても、聞く耳を持ってもらわなければ全く話になりません。そこで、その入口作りに大きく貢献するのがロゴマークです。

ロゴマークに興味を示した人は自らブランドや商品について知ろうとしますから、その流れでブランドや商品を購入する人が増えるようになると、結果として十分に役目を果たしたことになるでしょう。

何故ロゴマークを作る必要があるのか

各企業では様々な商品開発やサービス提供を行っていますが、企業間の競争を勝ち抜く為には確実に競争力を高める必要があります。多くの消費者は各種商品やサービスに対して単純明快で分かりやすいものを求める傾向にあり、その判断材料としてロゴマークが大いに役立っています。

何故なら、好みのメーカーやブランドのロゴマークが真っ先に目に入るだけで好印象を抱くからです。このことから、各企業は競争力アップに繋げる為に、より良いロゴマーク作りに努めています。

そのため、一度作ったものもそのまま使い続けるのではなく、消費者ニーズや時代の流れを読み取りながら常に改善を念頭に置く必要があるでしょう。

場合によっては、何があっても変えないという方針を掲げるのも良いかも知れませんが、この点を時代遅れと捉えられてしまったら方針転換せざるを得なくなります。

ロゴマークに期待されることとは

ロゴマークを作ると対外向けの宣伝効果が高まりますが、それ以外にも様々な効果があります。まず、社内に向けて今後の方向性やメッセージを伝え、意思の疎通や価値観の共有を図ることに役立ちます。また、顧客との繋がりで名刺にロゴマークを織り交ぜてインパクトを与えたり、資料にロゴマークを挿入したりして企業活動の活性化を強く意識させることも可能です。

その他には、ホームページやSNSに掲載して企業イメージやブランドイメージを迅速に広められる効果を得られます。特にインターネットショッピングでブランドや商品の比較検討が行われる際、強い個性が伝われば他社との差別化が十分に図れたことになります。

更に、色を組み合わせて上手く表現力を高められれば、より強いインパクトを与えられます。

ロゴマークに何を込めるのか

ロゴマーク作りの際、顧客からの反応を気にし過ぎて、どうしても見た目の良さやデザイン性の高さに重点を置きがちになりますが、何よりも大事なのは企業コンセプトがしっかり伝わるかどうかということです。確かに好感度アップが目的ではありますが、可愛らしさや格好良さがあっても何を伝えようとしているのかが分からないような仕上がりになってしまっては全く意味がありません。

一言で企業コンセプトと言っても様々な要素がありますので、明確にテーマを掲げて関連するキーワードを当てはめるようにすれば、そのキーワードに合わせたデザインを作ることによってメッセージ性が高まります。ここで大事なのは、ロゴマーク作りの段取りとして企業側が企業コンセプトを掲げた後、専門のデザイナーに依頼してデザイン化を図るようにすることです。

出来上がったロゴマークに対して一番に思い入れの強い人は企業ですが、企業に所属する人が十分に誇れる仕上がりでなければロゴマークの役目は果たせません。専門のデザイナーに依頼した方が高い完成度が期待できますので、自作は極力避けた方が良いでしょう。

どのタイミングでロゴマークを作るのか

とにかく企業側の強いメッセージを発信したい時にロゴマークは大いに役立ちますが、ロゴマークは無理に一つや二つに集約させてしまう必要は全くありません。最も分かりやすいのが、何らかの区切りや記念日を迎えるタイミングです。

具体的には、創業○周年や誕生○周年といったタイミングにちなんだものを作り出すと、そこから様々な企画が生まれて企業活動が活発になります。特に新商品の開発や新ブランドの立ち上げは丁度良いタイミングですから、売上が伸び悩んでいる場合には巻き返しの絶好のチャンスになるでしょう。

何処にロゴマーク作りを依頼したら良いのか

最近は高性能なペンタブレット端末で高精細なデザイン画を容易に作れるようになりましたが、基本的に専門のデザイナーに勝ることは難しいでしょう。

そのため、効率面や費用面を最大限に考慮すれば、ペンタブレット端末を自由に操れるデザイン会社へ依頼するのが得策と言えます。

また、フリーランスで活動している専門のデザイナーの中には非常に完成度の高い作品作りをしている人がいますので、過去の作品の完成度や見積書の内容の比較検討を十分に行い、きちんと意思の疎通を図れるかどうかを確認した上で依頼先を決めるのがおすすめです。

企業活動を支えるロゴマークに込められた強い思い

企業イメージやブランドイメージに直結するロゴマークには企業の強い思いが込められています。また、他社との差別化を図り、競争力を高める役目を果たすロゴマークはインターネットを通じて迅速に広められますので、完成度を十分に高める必要があります。

ロゴマークにこだわりをしっかり反映させる為にも、信頼のおける専門のデザイナーに依頼し、企業コンセプトがしっかり伝わる宣伝効果の高いロゴマークを作りましょう。

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